光回線の乗り換えって「手続きが面倒くさそう」「ネットが使えない期間ができるんじゃないか」と不安に感じている方が多いのではないでしょうか。確かに何も知らない状態だと難しそうに思えますが、実は手順をちゃんと踏めば驚くほど簡単に切り替えられます。事業者変更なら最短2週間で、しかも工事も立ち会いも不要で完了してしまうのです。
光回線の乗り換えは大きく3つのパターンに分かれており、パターンによって手順がまったく異なります。自分がどのパターンに当てはまるかを把握するだけで、やるべきことが明確になります。難しそうに感じるのは、3つのパターンがごっちゃになっているからであって、自分に該当するパターンだけ見ればシンプルな手順であることがわかるはずです。
この記事では、3パターンそれぞれの具体的な手順を時系列で解説していきます。各ステップで注意すべきポイントも合わせてお伝えするので、安心して乗り換えに臨んでください。

🐕 ナビ助のおすすめ!
まず自分の乗り換えパターンを確認しよう
光回線の乗り換えは3パターンに分類されます。どれに該当するかで手順が大きく変わるので、最初にここを把握することが重要です。
| パターン | 概要 | 工事の有無 | 所要期間 | 手続きの難易度 |
|---|---|---|---|---|
| パターン1:転用 | フレッツ光→光コラボ | 不要 | 1〜2週間 | 簡単 |
| パターン2:事業者変更 | 光コラボ→別の光コラボ | 不要 | 1〜2週間 | 簡単 |
| パターン3:新規乗り換え | 独自回線への切り替え | 必要 | 2週間〜3ヶ月 | やや手間 |
パターン1はフレッツ光から光コラボへの「転用」です。パターン2は光コラボから別の光コラボへの「事業者変更」です。パターン3はNURO光やauひかりなど独自回線への「新規契約」です。現在フレッツ光を使っているならパターン1、ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボを使っているならパターン2、それ以外はパターン3に該当します。
パターン1と2は工事不要で手続きも非常に簡単です。パターン3は工事が必要ですが、手順自体は難しくありません。どのパターンでも共通して言えるのは、手順通りに進めれば失敗するリスクはほぼゼロだということです。
乗り換え先の候補を比較したい方は、各回線の特徴を把握しておくと選びやすくなります。乗り換えおすすめ先は以下の記事でまとめています。



パターン1:フレッツ光から光コラボへの転用手順
STEP1:転用承諾番号を取得する
NTT東日本またはNTT西日本に連絡して「転用承諾番号」を発行してもらいます。Webか電話で申請でき、即日発行されます。有効期限は15日間なので、取得したら早めに次のステップに進みましょう。番号の取得自体は5分もかからず完了するので、空き時間にサッと手続きしてしまうのがおすすめです。
NTT東日本:0120-140-202(受付 9:00〜17:00)またはWeb申請
NTT西日本:0120-553-104(受付 9:00〜17:00)またはWeb申請
Webのほうが待ち時間なしで手続きできるのでおすすめです。
STEP2:光コラボに申し込む
乗り換え先の光コラボに申し込む際に、転用承諾番号を入力します。ドコモ光、ソフトバンク光、GMOとくとくBB光など、好きな光コラボを自由に選んでください。申し込み自体は10分程度で完了します。転用承諾番号さえ手元にあれば、Webから24時間いつでも申し込めるので、仕事帰りや休日の空き時間に手続きできます。
フレッツ光からの転用について詳しく知りたい方は、注意点を事前に確認しておくとスムーズです。転用方法の完全解説は以下の記事を参考にしてください。



STEP3:切り替え日に自動で切り替わる
申し込みから1〜2週間後に切り替え日が設定されます。当日は特に何もする必要はなく、自動的にフレッツ光から光コラボに切り替わります。ルーターの設定変更が必要な場合もありますが、新しいプロバイダから詳しい案内が届くので安心してください。v6プラス対応の回線であれば、ルーターの設定変更すら不要で自動的に接続されるケースがほとんどです。
パターン2:光コラボから別の光コラボへの事業者変更手順
STEP1:事業者変更承諾番号を取得する
今使っている光コラボに連絡して「事業者変更承諾番号」を発行してもらいます。各社のカスタマーセンターに電話するか、Webで申請できます。こちらも有効期限は15日間です。解約引き止めのトークが入ることもありますが、番号の発行自体は断ることなく対応してもらえます。
なお、一部の光コラボではWebでの番号発行に対応していない場合もあるため、その場合は電話での申請が必要になります。電話の場合は営業時間内にかける必要があるので、事前に受付時間を確認しておきましょう。
STEP2:新しい光コラボに申し込む
乗り換え先の光コラボに申し込んで、事業者変更承諾番号を入力します。転用と同じくらい簡単で、Webから10分程度で手続きが完了します。キャッシュバックキャンペーンを実施している窓口から申し込めば、乗り換えと同時にお得な特典も受けられます。
STEP3:切り替え日に自動切り替え
こちらも1〜2週間後に自動で切り替わります。旧回線は自動的に解約されるため、自分で別途解約手続きをする必要はありません。ただし、旧回線のレンタルルーターは返却が必要な場合があるので確認しておきましょう。返却しないと機器損害金を請求されることがあります。返却キットが送られてくる場合もあるので、乗り換え後のメールや郵便物はしっかりチェックしておいてください。
旧回線のレンタル機器(ONU・ルーター)は返却期限内に返さないと、機器損害金(数千円〜1万円程度)を請求されることがあります。切り替え後に届く案内を必ず確認してください。


パターン3:独自回線への新規乗り換え手順
STEP1:新しい回線に申し込む
NURO光やauひかりなど、独自回線に新規で申し込みます。この時点ではまだ旧回線は絶対に解約しないでください。新回線が開通するまでネットが使えなくなってしまいます。申し込み時にキャッシュバックや工事費無料キャンペーンの適用条件もしっかり確認しておくことが大切です。
違約金の負担を抑えたい方は、各社の負担キャンペーンを活用するのがポイントです。違約金を0円にする方法は以下の記事でまとめています。



STEP2:工事日を調整して開通工事を行う
申し込みから2週間〜1ヶ月後に工事日が設定されます。NURO光は屋外工事と屋内工事の2回に分かれるため、開通まで1〜3ヶ月かかることもあります。立ち会いが必要なのでスケジュールを事前に空けておきましょう。繁忙期(3〜4月)は特に時間がかかりやすいです。
平日を指定すると比較的早い日程で工事が入りやすいので、可能であれば平日に対応するのがおすすめです。
| 回線 | 工事回数 | 開通までの目安 |
|---|---|---|
| auひかり | 1回 | 2週間〜1ヶ月 |
| NURO光 | 2回(屋内+屋外) | 1〜3ヶ月 |
| コミュファ光 | 1回 | 2〜4週間 |
| eo光 | 1回 | 2〜4週間 |
STEP3:新回線が開通したら旧回線を解約
新しい回線が無事に開通して、インターネットが正常に使えることを確認してから旧回線を解約するのが鉄則です。この順番は絶対に守ってください。先に解約してしまうとネット空白期間が発生してしまいます。新回線が開通したら、スピードテストで速度を確認し、数日間使ってみて問題がないことを確認してから旧回線の解約手続きに進みましょう。
STEP4:旧回線の撤去工事(必要な場合)
auひかりなど一部の回線では解約時に撤去工事が必要になることがあります。ただし2022年7月以降にauひかりを契約した場合は撤去工事が任意になっているため、以前ほど大きな負担にはなりません。費用が発生する場合もあるため、解約を申し入れる前に撤去工事の要否と費用を確認しておくと安心です。
参考:auひかり 公式サイト(www.au.com・サイト終了)
乗り換え時に注意すべきポイント
電話番号の引き継ぎ
光電話の番号は、NTTで発番した番号なら基本的に引き継ぐことが可能です。ただし光コラボで新規発番した番号は引き継げないことがあります。独自回線への乗り換え時には「アナログ戻し」という手続きが必要になる場合もあるため、電話番号を維持したい方は事前に乗り換え先に確認しておきましょう。アナログ戻しには2,200円程度の費用と1〜2週間の期間がかかるため、スケジュールに余裕を持って手続きを進めることが大切です。
メールアドレスの移行
プロバイダ提供のメールアドレスは、解約すると使えなくなります。重要なサービスにプロバイダメールを登録している場合は、乗り換え前にGmailなどのフリーメールに変更しておくことを強くおすすめします。乗り換え後に気づいても取り返しがつかないので、事前の準備が必須です。
解約時の手続き全般については、違約金や撤去費を最小限にする方法を知っておくと安心です。光回線の解約方法は以下の記事で詳しく解説しています。



メールアドレスの変更が必要なサービスのリスト例:銀行・証券口座、クレジットカード、保険、通販サイト(Amazon・楽天等)、SNS、各種サブスクリプション。乗り換え1ヶ月前にはリストアップして順次変更していきましょう。
ルーターの設定
乗り換え後にルーターの接続設定を変更する必要がある場合があります。新しいプロバイダから届く接続ID・パスワードをルーターに設定すればOKです。v6プラス対応の回線であれば設定不要で自動接続されることが多いので、v6プラス対応回線を選ぶとこの手間も省けます。設定に自信がない方は、プロバイダのサポートセンターに電話すれば丁寧に案内してもらえるので、一人で悩まず相談してみてください。
参考:みんなのネット回線速度


🐕 ナビ助のおすすめ!
よくある質問(Q&A)
Q. 事業者変更と転用の違いは?
A. 転用は「フレッツ光→光コラボ」、事業者変更は「光コラボ→別の光コラボ」への乗り換えです。どちらも工事不要で手続きは簡単ですが、取得する承諾番号の名称が異なります(転用承諾番号 or 事業者変更承諾番号)。
Q. 承諾番号の有効期限が切れたらどうなる?
A. 有効期限は15日間です。期限が切れた場合は、再度NTTまたは光コラボ事業者に連絡して新しい番号を発行してもらう必要があります。再発行は無料なので、焦る必要はありません。
Q. 乗り換え中にネットが使えなくなることはある?
A. 転用・事業者変更の場合、切り替え日に自動で移行されるためネット空白期間はありません。独自回線への新規乗り換えの場合は、旧回線を新回線開通後に解約することで空白期間を回避できます。
Q. 工事の立ち会いは本人でないとダメ?
A. 契約者本人でなくても、成人の家族であれば立ち会いが可能です。ただし事前に回線事業者に確認しておくことをおすすめします。工事自体は1〜2時間程度で完了するのが一般的です。
Q. 引き止めがしつこい場合はどうすればいい?
A. 承諾番号の発行は事業者の義務なので、引き止めに応じる必要はありません。「承諾番号の発行をお願いします」と明確に伝えれば対応してもらえます。どうしても話が長くなる場合は、Webでの発行に対応していないか確認してみましょう。
まとめ:乗り換えは怖くない
光回線の乗り換えは、手順さえ知っていれば本当に簡単です。特に光コラボ間の事業者変更なら、申し込みから2週間で自動切り替え。工事も立ち会いも不要で、ネットが使えない期間もゼロです。実際、事業者変更の場合は拍子抜けするほどスムーズに完了するケースがほとんどです。
最も大切なポイントは「新しい回線が開通してから旧回線を解約する」こと。この1点さえ守れば、ネット空白期間なしでスムーズに乗り換えが完了します。今の回線に不満がある方は、この記事の手順を参考にぜひ乗り換えにチャレンジしてみてください。一度経験してしまえば「こんなに簡単だったのか」と感じるはずです。


🐕 ナビ助のおすすめ!

