光回線を選ぶとき、多くの人が気になるのが月額料金の安さだ。毎月支払うものだからこそ、少しでも安い回線を選びたいと考えるのは当然のことだ。
この記事では、戸建て・マンション別に月額料金が安い光回線サービスを比較し、料金重視で選ぶ際のポイントを解説する。単純な月額だけでなく、セット割やキャッシュバックを含めた実質料金の考え方も紹介する。

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光回線の月額料金の相場はいくら?
まずは光回線の月額料金の平均相場を確認しておこう。記事執筆時点で主要な光回線20社以上の料金を調査した結果、おおよその相場は以下のとおりだ。
| 住居タイプ | 月額料金の相場 |
|---|---|
| 戸建て | 5,000〜5,700円程度 |
| マンション | 3,800〜4,600円程度 |
この相場より安い回線を選べば、毎月の通信費を抑えられる。特に月額4,500円以下の戸建てプラン、月額3,500円以下のマンションプランは「安い」と言える水準だ。
月額が安い光回線を比較
戸建て向け:月額が安い光回線
| 光回線 | 月額料金(税込) | 契約期間 | 工事費 |
|---|---|---|---|
| enひかり | 4,620円 | 縛りなし | 16,500円 |
| おてがる光 | 4,708円 | 縛りなし | 実質無料 |
| GMOとくとくBB光 | 4,818円 | 縛りなし | 実質無料 |
| excite MEC光 | 4,950円 | 縛りなし | 完全無料 |
| ドコモ光(タイプA) | 5,720円 | 2年 | 無料 |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 2年 | 実質無料 |
マンション向け:月額が安い光回線
| 光回線 | 月額料金(税込) | 契約期間 | 工事費 |
|---|---|---|---|
| enひかり | 3,520円 | 縛りなし | 16,500円 |
| おてがる光 | 3,608円 | 縛りなし | 実質無料 |
| GMOとくとくBB光 | 3,773円 | 縛りなし | 実質無料 |
| excite MEC光 | 3,850円 | 縛りなし | 完全無料 |
| ビッグローブ光 | 4,378円 | 3年 | 実質無料 |
| ドコモ光(タイプA) | 4,400円 | 2年 | 無料 |
※料金は記事執筆時点の情報。キャンペーンや条件によって変動する場合がある。最新情報は各公式サイトで確認してほしい。
見落としがちなのが、表の月額とは別にかかるWi-Fiルーターのレンタル料だ。月額330〜550円ほどでも2年で1万円前後になるため、市販のルーターを1台買って持ち込むほうが安く済むケースもある。

月額が安い光回線の特徴を解説
enひかり
業界最安水準の月額料金が最大の魅力。戸建て4,620円・マンション3,520円で契約期間の縛りもない。IPv6(v6プラス)にも対応しており、速度面も問題ない。
- 契約期間の縛りなし・違約金なし
- 月額料金が業界最安水準
- UQモバイル・ahamo・povo利用者は「勝手に割り」で月額110円引き
- 注意:工事費16,500円は自己負担(無料キャンペーンなし)
おてがる光
enひかりに次ぐ安さで、工事費実質無料のキャンペーンを実施していることが多い。料金の安さと初期費用の低さを両立しているのが強みだ。
- 契約期間の縛りなし・違約金なし
- IPv6(v6プラス)対応
- 工事費実質無料キャンペーンあり
GMOとくとくBB光
大手プロバイダGMOが運営する光コラボで、安さ・速度・サポートのバランスが良い。縛りなしでありながらキャッシュバックも充実している。
- 契約期間の縛りなし・違約金なし
- IPv6(v6プラス)対応・Wi-Fiルーター無料レンタル
- 工事費実質無料
- キャッシュバックキャンペーンあり(金額は時期による)
GMOとくとくBB光はWi-Fiルーターの無料レンタルが付くため、ルーターの初期投資もかからない。コスパ重視の方には特におすすめだ。
ただし、ONUとルーターをつなぐLANケーブルまでは付いてこないことが多い。パソコンやゲーム機を有線でつなぐ予定があるなら、カテゴリ6A対応のものを一緒に用意しておきたい。
「月額が安い」だけで選ぶのは危険?実質料金で比較すべき理由
月額料金だけで光回線を選ぶと、トータルでは損をしてしまうケースがある。スマホのセット割を考慮した実質料金で比較することが大切だ。
具体例:一人暮らしのドコモeximoユーザーの場合
| 比較項目 | enひかり | ドコモ光(タイプA) |
|---|---|---|
| 戸建て月額 | 4,620円 | 5,720円 |
| セット割 | なし | -1,100円 |
| 実質月額負担 | 4,620円 | 4,620円 |
この場合、月額だけ見るとenひかりのほうが1,100円安いが、セット割を含めると実質負担は同じになる。家族2人以上がドコモなら、ドコモ光のほうがトータルで安くなる。
具体例:4人家族(全員eximo)の場合
| 比較項目 | enひかり | ドコモ光(タイプA) |
|---|---|---|
| 戸建て月額 | 4,620円 | 5,720円 |
| セット割合計 | なし | -4,400円(1,100円×4人) |
| 通信費全体の差額 | 基準 | -3,300円/月 お得 |
4人家族なら、月額が高いドコモ光のほうが毎月3,300円もお得になる。年間で39,600円の差だ。

料金重視で光回線を選ぶ際のチェックリスト
- スマホのキャリアとセット割が使える光回線をチェックする
- 月額料金だけでなく、2年間の総支払額(実質月額)で比較する
- 工事費が「完全無料」か「実質無料」かを確認する
- 契約期間の縛りと違約金の有無を確認する
- キャッシュバックの受け取り条件と時期を確認する
- IPv6対応など速度面も最低限チェックする
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月額が安い光回線の注意点
月額料金の安さだけで光回線を選ぶと、思わぬ落とし穴がある場合もある。以下のポイントを事前に確認しておこう。
速度品質を確認する
格安の光回線の中には、プロバイダの設備が十分でなく、夜間の混雑時に速度が大幅に低下するケースもゼロではない。ただし、enひかり・おてがる光・GMOとくとくBB光などの大手格安光コラボは、いずれもIPv6(IPoE)に対応しており、速度面で大きな不満が出ることは少ない。
契約前に、速度測定サイト「みんそく」で利用者の実測データをチェックしておくと安心だ。
開通後に自分で測るときは、Wi-Fiではなく有線でつなぐと回線本来の速度に近い数字が出る。LANポートのないノートパソコンでも、USB接続のアダプタがあれば有線で測定できる。
サポート体制を確認する
月額料金が安いサービスは、サポートがメールのみ・チャットのみということがある。電話サポートを重視する方は、事前にサポート体制を確認しておこう。GMOとくとくBB光は電話サポートに対応しており、格安光回線の中ではサポートが充実している部類だ。
工事費の扱いを確認する
enひかりは月額料金が安い一方で、工事費16,500円は自己負担となっている。GMOとくとくBB光やおてがる光は工事費実質無料のキャンペーンがあるため、初期費用を含めたトータルコストで比較するのが大切だ。
月額が安い光回線でも、工事費・キャッシュバック・セット割を含めた「2年間の実質総額」で比較すると順位が変わることがある。目先の月額だけで判断しないようにしよう。
状況別のおすすめ光回線まとめ
| 利用状況 | おすすめ光回線 | 理由 |
|---|---|---|
| 格安SIM・ahamo等を一人で利用 | enひかり / GMOとくとくBB光 | セット割なし→月額の安さが正義 |
| ドコモ家族が2人以上 | ドコモ光 | セット割で実質月額が最安に |
| au家族が2人以上 | auひかり / ビッグローブ光 | スマートバリューで大幅割引 |
| ソフトバンク家族が2人以上 | ソフトバンク光 / NURO光 | おうち割で大幅割引 |
| ワイモバイル利用 | ソフトバンク光 | 最大1,650円の高額セット割 |
| UQモバイル利用 | auひかり / ビッグローブ光 | 自宅セット割で最大1,100円割引 |
| とにかく安さ重視(縛りなし) | enひかり | 業界最安水準の月額 |
| 安さ+初期費用も抑えたい | GMOとくとくBB光 | 月額安い+工事費実質無料+ルーター無料 |
家族が多い世帯では、料金より先に「家の隅まで電波が届くか」で不満が出やすい。1台のルーターで足りない場合は、複数台を連携させるメッシュWi-Fiという選択肢もある。

よくある質問(Q&A)
Q. 安い光回線は速度が遅い?
A. 月額料金と速度に直接の関係はない。enひかりやGMOとくとくBB光は安くてもIPv6対応で速度は十分だ。ただし、回線の種類(光コラボ vs 独自回線)や利用エリアによって速度差はある。
Q. 格安SIMユーザーはどの光回線を選ぶべき?
A. ahamoやpovo、LINEMOなど大手キャリアの格安プランにはセット割がないため、シンプルに月額料金が安い光回線(enひかり、おてがる光、GMOとくとくBB光など)を選ぶのがおすすめだ。
Q. 光回線をもっと安く使う裏技はある?
A. 電力会社やガス会社とのセット割引(例:enひかりの「勝手に割り」、NURO光の「NUROでんき/ガスセット割」)や、長期利用割引を活用する方法がある。また、キャッシュバックを含めた実質月額で計算すると、見た目の月額より大幅に安くなるケースもある。
Q. 光回線の料金は値上がりすることがある?
A. 光回線の料金は改定されることがある。記事執筆時点では、NURO光が料金改定を予定している例がある。料金改定の際は事前に通知されるのが一般的だが、契約前に公式サイトで最新の料金を確認しておこう。なお、契約時の料金が永続的に保証されるわけではない点は覚えておきたい。
Q. 光回線の月額には何が含まれている?
A. 光回線の月額料金には、回線利用料とプロバイダ料が含まれているのが一般的だ(光コラボの場合)。ただし、Wi-Fiルーターのレンタル料(月額330〜550円程度)や光電話(月額550円程度)は別途かかることが多い。プロバイダによってはWi-Fiルーターを無料レンタルしてくれるところもあるので、月額料金に何が含まれていて何が別料金かを事前に確認しておこう。
ルーターのレンタル料が別料金なら、買い切りに切り替えて固定費を減らす手もある。国内ではバッファロー製が流通量も多く、価格帯の選択肢が広い。
参考になる外部サイト
各光回線の最新料金は、以下の公式サイトで確認できる。
まとめ:自分の環境に合った「本当に安い光回線」を見つけよう
光回線の月額料金は、見た目の安さだけでなく、セット割やキャッシュバックを含めた実質料金で比較することが大切だ。格安SIMユーザーや一人暮らしならenひかりやGMOとくとくBB光が月額の安さで優位に立ち、大手キャリアの家族が多い世帯ならセット割対応の光回線がトータルで安くなる。
自分のスマホキャリア・家族構成・利用期間を考慮して、「本当に安い」光回線を見つけてほしい。

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