オンラインゲームで「ラグが酷い」「回線落ちする」といった経験をしたことがある方は少なくないでしょう。ゲームの勝敗を左右するのは腕前だけではなく、ネット回線の品質も大きく影響します。とくにFPSや格闘ゲームのようなリアルタイム対戦では、わずかな遅延がプレイに直結します。
ゲーム用の光回線を選ぶ際は、単純な「下り速度」だけでは判断できません。重要なのはPing値(応答速度)です。Ping値が低いほどサーバーとの通信ラグが少なくなり、快適にプレイできます。
この記事では、ゲーマー向けの光回線選びで注目すべきポイントと、Ping値・実測速度に優れたおすすめの光回線を紹介します。回線選びでゲーム体験を大きく変えたい方は、ぜひ参考にしてください。

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ゲーム用光回線で重視すべき3つの数値
Ping値(レイテンシ)とは
Ping値とは、自分のPCやゲーム機からゲームサーバーまでデータが往復するのにかかる時間(ミリ秒)のことです。Ping値が低いほど操作がリアルタイムに反映され、ラグの少ない快適なプレイが可能になります。
一般的に30ms以下なら快適、15ms以下なら非常に良好とされています。FPSや格闘ゲームのランクマッチでは10ms台のPing値が理想的です。逆に50msを超えると体感でラグを感じ始め、対戦ゲームでは不利になることがあります。
| Ping値 | ゲーム体験の目安 |
|---|---|
| 10ms以下 | 非常に快適。FPSのランクマッチでも問題なし。 |
| 10〜20ms | 快適。ほとんどのゲームでストレスなくプレイ可能。 |
| 20〜30ms | 普通。カジュアルゲームなら問題なし。 |
| 30〜50ms | やや遅い。FPSでは不利になる場面も。 |
| 50ms以上 | 遅い。対戦ゲームでは厳しい場面が多い。 |
下り速度と上り速度
下り速度はゲームのダウンロードやアップデート、上り速度はゲームプレイ中のデータ送信やゲーム配信に影響します。オンラインゲームのプレイ自体には100Mbps程度あれば十分ですが、大型アップデートのダウンロードを考慮すると300Mbps以上出る回線を選んでおくとストレスが少ないです。
回線の安定性(パケットロス)
パケットロスとは、通信中にデータが欠落してしまう現象のことです。パケットロスが発生すると、ゲーム内でキャラクターが瞬間移動したり、操作が反映されなかったりします。パケットロス率が0.1%以下の安定した回線を選ぶことが、快適なゲーム体験の鍵です。
パケットロスは回線の混雑時に起こりやすいため、利用者の少ない独自回線(NURO光・auひかりなど)がゲーム向きです。
ゲーム向けおすすめ光回線
NURO光(平均Ping値12ms・下り最大2Gbps)
ゲーマー向け光回線の筆頭はNURO光です。標準で下り最大2Gbpsの高速回線で、みんなのネット回線速度での平均Ping値は約12msと非常に優秀です。独自回線のためフレッツ光系と比べて混雑しにくく、夜間のゴールデンタイムでも速度が安定しています。
月額5,500円で、公式サイトからの申し込みで75,000円のキャッシュバックもあります。ソフトバンク・ワイモバイルのスマホセット割も適用可能です。ただし提供エリアが関東・東海・関西・九州・北海道の一部に限られるため、エリア確認は必須です。
auひかり(平均Ping値15ms・独自回線)
auひかりもゲーマーからの評価が高い光回線です。KDDI独自の光ファイバー網を使用するため、フレッツ光の混雑の影響を受けず、安定した高速通信が可能です。みんなのネット回線速度での平均Ping値は約15msで、FPSのランクマッチでも十分快適にプレイできるレベルです。
NNコミュニケーションズ経由で最大72,000円のキャッシュバックがあり、auスマートバリューでスマホ代も節約できます。NURO光のエリア外にお住まいの方にとって、有力な代替候補です。
GameWith光(ゲーマー特化型光コラボ)
GameWith光は、ゲーム攻略サイト「GameWith」が提供するゲーマー特化型の光コラボです。専用帯域を確保しているため、光コラボでありながら混雑の影響を受けにくいのが特徴です。
月額は戸建て6,160円、マンション4,840円と一般的な光コラボよりやや高めですが、ゲーム専用の回線品質を求める方には価値のある選択肢です。ただし契約期間は2年縛りで、途中解約すると違約金が発生します。

eo光(関西限定・平均Ping値10ms台)
関西エリアにお住まいならeo光も有力な選択肢です。関西電力グループの独自回線で、Ping値は10ms台と非常に低く、速度も安定しています。月額は戸建て5,448円(1年目は3,280円)で、au・UQモバイルのスマートバリューも適用されます。
コミュファ光(東海限定・独自回線)
東海エリアにお住まいなら、中部電力グループのコミュファ光がおすすめです。独自回線のため速度が安定しており、Ping値も低い水準を維持しています。au・UQモバイルのセット割にも対応しているため、東海地方のau・UQモバイルユーザーには最適な組み合わせです。
ゲーム向け光回線の比較表
| 光回線 | 平均Ping値 | 月額(戸建て/マンション) | 回線タイプ |
|---|---|---|---|
| NURO光 | 約12ms | 5,500円/2,090〜2,750円 | 独自回線 |
| auひかり | 約15ms | 5,610円〜/4,180円〜 | 独自回線 |
| eo光 | 約12ms | 5,448円/配線による | 独自回線(関西) |
| GameWith光 | 約15ms | 6,160円/4,840円 | 光コラボ(専用帯域) |
| コミュファ光 | 約14ms | 5,170円〜/4,070円〜 | 独自回線(東海) |
ゲーム環境をさらに改善するためのポイント
有線LAN接続を使う
Wi-Fi接続ではどうしても電波干渉や距離による速度低下が起こります。ゲームをプレイするときは必ず有線LAN(LANケーブル)で接続してください。Wi-Fiとの差はPing値で5〜20ms程度出ることもあり、とくにFPSではこの差が勝敗に影響します。
LANケーブルはCat6以上を推奨します。Cat5eでも1Gbpsに対応していますが、Cat6のほうがノイズ耐性が高く安定しています。ケーブルの長さは短いほど良いですが、10m程度なら速度への影響はほとんどありません。
IPv6(IPoE)対応を確認する
光コラボを使う場合は、IPv6(IPoE)対応のプロバイダを選ぶことが重要です。従来のPPPoE方式では夜間の混雑時に速度が大幅に低下することがありますが、IPoE方式なら混雑を回避できるため、安定した通信が可能です。
ルーターの性能を見直す
光回線の性能を最大限に引き出すには、ルーターの性能も重要です。安価なルーターではNAT処理がボトルネックになり、Ping値が悪化することがあります。ゲーミング用途にはWi-Fi6(802.11ax)対応でCPU性能の高いルーターを選びましょう。
速度測定にはみんなのネット回線速度が便利です。自分の回線のPing値や実測速度を簡単に確認できます。LANケーブルの選び方についてはエレコムの公式サイトでも詳しく解説されています。
まとめ:ゲーム用光回線はPing値と安定性で選ぶ
ゲーム向けの光回線選びでは、Ping値の低さと回線の安定性(パケットロスの少なさ)が最も重要な判断基準です。下り速度だけに注目していると、実際のゲーム体験で満足できない可能性があります。
予算とエリアが許すなら、NURO光またはauひかりの独自回線を第一候補にしてください。関西ならeo光、東海ならコミュファ光も優秀な選択肢です。光コラボで選ぶならGameWith光のような専用帯域を持つサービスを検討しましょう。
そして回線だけでなく、有線LAN接続やルーターの性能など、自宅のネットワーク環境全体を最適化することも忘れずに。回線と環境の両方を整えることで、ゲーム体験は格段に向上します。

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