引っ越しが決まったとき、光回線をどうするかは早めに考えておきたいポイントだ。「今の回線を引っ越し先でも使い続ける?」「いっそ別の回線に乗り換える?」と迷う方も多いだろう。
この記事では、光回線の引っ越し手続きの具体的な流れを、継続利用と乗り換えの2パターンに分けて解説する。手順を事前に把握しておけば、慌てずに対応できるはずだ。

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光回線の引っ越しは「継続」と「乗り換え」の2択
光回線の引っ越し手続きは、大きく分けて2つのパターンがある。
| パターン | 内容 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| 継続利用(移転) | 今の回線を引っ越し先でも使う | 今の回線に満足している人 |
| 乗り換え | 旧回線を解約し新回線を契約する | 料金や速度を見直したい人 |
どちらを選ぶかによって手続きの内容が変わるので、まずはどちらにするか決めることが第一歩だ。
継続利用(移転)の手続きの流れ
今の光回線に満足している場合は、移転手続きで引っ越し先でも同じ回線を使い続けよう。
ステップ1:引っ越し先のエリア確認(引っ越し1〜2か月前)
まず、引っ越し先が現在の光回線の提供エリア内か確認する。各回線事業者の公式サイトで住所を入力すればエリア確認ができる。
エリア外だった場合は、継続利用ができないため乗り換えを検討する必要がある。
ステップ2:回線事業者に移転を申し込む
エリア内であれば、回線事業者に移転の申し込みを行う。申し込み時に伝える主な情報は以下の通りだ。
- 引っ越し先の住所
- 入居予定日
- 希望する開通工事日
- 旧居の撤去工事の有無
ステップ3:旧居の撤去工事(必要な場合)
旧居で光回線の撤去工事が必要な場合がある。撤去工事は立ち会いが必要な場合と不要な場合がある。賃貸物件の場合は、管理会社に確認しておこう。
ステップ4:新居で開通工事
新居に光ファイバーを引き込む工事を行う。工事には立ち会いが必要で、所要時間は1〜2時間程度が目安だ。マンションで光回線設備が導入済みの場合は、宅内工事のみで済むことが多い。
ステップ5:接続設定・動作確認
工事完了後、ONUとルーターを接続して初期設定を行う。インターネットに接続できることを確認したら移転手続きは完了だ。

乗り換えの手続きの流れ
料金や速度を見直したい場合は、引っ越しを機に別の光回線に乗り換えよう。
ステップ1:新しい光回線を選ぶ
引っ越し先で利用可能な光回線を調べ、料金・速度・キャンペーンを比較する。スマホセット割が使える回線を選ぶと、月々の通信費を抑えやすい。
ステップ2:新回線に申し込む
新しい光回線に申し込み、新居での開通工事日を予約する。工事日が確定したら、その日程に合わせて旧回線の解約スケジュールを調整する。
新回線の開通日を先に確定させてから、旧回線の解約日を決めるのが鉄則。逆にすると、インターネットが使えない空白期間が発生してしまう。
ステップ3:旧回線を解約する
旧回線の事業者に解約を申し込む。このとき確認しておくべきポイントは以下の通り。
- 契約解除料(違約金)の有無と金額
- 工事費の残債の有無
- 撤去工事の必要性
- レンタル機器の返却方法
ステップ4:新居で開通工事・接続設定
新居で光回線の開通工事を行い、ルーターの設定をする。接続確認が取れたら乗り換え完了だ。
ステップ5:旧回線の機器返却
旧回線で使っていたONUやレンタルルーターを返却する。返却キットが送られてくる場合と、自分で発送する場合がある。

継続と乗り換え、どっちがお得?判断基準
| 判断ポイント | 継続がおすすめ | 乗り換えがおすすめ |
|---|---|---|
| 現在の回線に満足? | はい | いいえ |
| スマホキャリアに合っている? | はい | いいえ(セット割が使える回線へ) |
| 月額料金を下げたい? | 特に不満なし | はい |
| 違約金が高額? | はい(違約金を避けたい) | 乗り換え先が負担してくれる |
| キャッシュバックが魅力的? | — | はい |
光回線の中には、乗り換え時の違約金を負担してくれるキャンペーンを実施しているサービスもある。ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」や、auひかりの「乗りかえスタートサポート」などが代表的だ。詳細は各社の公式サイトで確認しよう。
光回線の引っ越しでかかる費用
引っ越し時にかかる可能性のある費用をまとめておこう。
| 費用項目 | 継続の場合 | 乗り換えの場合 |
|---|---|---|
| 移転工事費 | 数千円〜2万円程度 | — |
| 新規開通工事費 | — | 無料キャンペーンの場合あり |
| 違約金 | なし | 旧回線の契約状況による |
| 工事費残債 | なし | 分割払い中の場合あり |
| 撤去費用 | 回線による | 回線による |
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引っ越し時の光回線手続きで失敗しないための3つのコツ
- 早めに動く:引っ越しの1〜2か月前に手続きを開始する。特に3〜4月の繁忙期は工事予約が埋まりやすい。
- 新居のエリア確認を最初にする:エリア外だと継続できないため、最初に確認することで無駄な手続きを避けられる。
- キャンペーンを比較する:乗り換えの場合は各社のキャッシュバックや工事費無料キャンペーンを比較して、お得なサービスを選ぶ。
引っ越し先の光回線対応状況を調べる方法
引っ越し先で利用できる光回線は、以下の方法で調べることができる。
- NTT東日本/西日本の公式サイト:フレッツ光や光コラボの提供エリアを住所から検索できる
- 各回線事業者の公式サイト:NURO光、auひかりなどは公式サイトでエリア検索が可能
- 不動産会社・管理会社に確認:物件に導入済みの回線情報を教えてもらえる
マンションの場合は物件ごとに導入されている回線が異なるため、管理会社への確認が確実だ。「光回線は使えますか?」だけでなく、「どの回線事業者の設備が入っていますか?」と具体的に聞くと、より正確な情報が得られる。
よくある質問(Q&A)
Q. 引っ越し先でも同じプロバイダを使える?
フレッツ光やコラボ光を利用している場合、引っ越し先でも同じプロバイダを継続利用できるケースが多い。ただし、NURO光やauひかりなど独自回線の場合はエリアが限定されるため、事前確認が必要だ。
Q. 光回線の引っ越しにかかる期間は?
移転手続きの場合、申し込みから工事完了まで2〜4週間程度が目安。繁忙期は1〜2か月かかることもある。乗り換えの場合も同様のスケジュール感だ。
Q. 賃貸物件で回線の撤去工事は必要?
物件や管理会社の方針によって異なる。退去時に原状回復として撤去を求められる場合と、そのまま残置して良い場合がある。管理会社に確認しよう。
光回線の引っ越しで意外と知られていない注意点
引っ越し時の光回線手続きで、見落としがちなポイントをいくつか紹介する。
1. 固定電話(光電話)も一緒に手続きが必要
光電話を利用している場合は、光回線の移転・解約に合わせて光電話の手続きも必要になる。特に電話番号を引き継ぎたい場合は、事前に番号ポータビリティの可否を確認しておこう。
2. テレビサービスの対応も確認する
フレッツ・テレビやひかりTVを利用している場合、引っ越し先がサービス提供エリア外だと利用できなくなる。テレビの受信方法について、引っ越し前に代替案を検討しておこう。
3. Wi-Fiルーターの設定変更が必要な場合がある
自前のWi-Fiルーターを使っている場合、引っ越し先でプロバイダが変わると接続設定(PPPoE/IPoE)の変更が必要になる。同じ回線を継続利用する場合でも、工事後にルーターの再起動が必要になることがある。
4. マンションのタイプが変わると料金も変わる
同じ光回線でも、旧居がマンションタイプで新居が戸建てタイプ(またはその逆)の場合、月額料金が変わる。戸建てタイプのほうがマンションタイプより月額が高いのが一般的だ。事前に新居での料金プランを確認しておこう。

引っ越しは光回線の見直しチャンス
引っ越しは、光回線の料金やサービスを見直す絶好のタイミングだ。特に以下のようなケースでは、乗り換えを検討する価値がある。
- スマホのキャリアを変えた(セット割の対象回線が変わった)
- テレワークが増えて、もっと速い回線が必要になった
- 月額料金をもっと抑えたい
- 今の回線に速度や安定性の不満がある
引っ越し先では新規契約扱いになるため、キャッシュバックや月額割引などのキャンペーンが適用される可能性がある。複数の光回線サービスを比較して、最もお得な条件で契約しよう。
引っ越しで光回線を乗り換えると、新規契約キャンペーンが適用されるケースが多い。キャッシュバックで数万円もらえることもあるので、比較検討する価値は大きい。
まとめ|引っ越しの1〜2か月前から手続きを始めよう
- まず引っ越し先のエリア確認をして、継続か乗り換えかを決める
- 継続なら回線事業者に移転を申し込むだけでシンプル
- 乗り換えなら新回線の開通日を先に確定させてから旧回線を解約
- 手続きは1〜2か月前からが安全
- キャッシュバックや違約金負担キャンペーンも要チェック
事前に流れを把握しておくだけで、引っ越し時のストレスは大幅に軽減できる。この記事の内容を参考に、余裕を持って手続きを進めよう。

参考リンク:
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