光回線を申し込むと避けて通れないのが「開通工事」です。「工事ってどんなことをするの?」「自分も何か準備が必要?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、光回線の工事内容を戸建て・マンション別にわかりやすく解説します。申し込みから開通までの流れや、工事当日に準備しておくべきこと、費用の目安もまとめていますので、初めて光回線を契約する方はぜひ参考にしてください。

🐕 ナビ助のおすすめ!
光回線の工事とは?基本的な仕組み
光回線の開通工事は、自宅まで光ファイバーケーブルを引き込み、インターネットに接続できる状態にする作業です。工事は大きく「屋外工事」と「宅内工事」の2段階に分かれています。
屋外工事
最寄りの電柱から自宅の建物まで光ファイバーケーブルを引き込む作業です。通常は既存の電話線の配管や、エアコンのダクト穴を利用してケーブルを通します。壁に新たに穴を開けるケースはまれですが、配管が使えない場合は小さな穴(直径1cm程度)を開けることもあります。
宅内工事
引き込んだ光ファイバーケーブルを室内の光コンセントに接続し、ONU(光回線終端装置)を設置して接続テストを行う作業です。ONUは光信号をデジタル信号に変換する装置で、回線事業者から貸し出されます。
宅内工事が完了すれば、ONUにWi-Fiルーターを接続してインターネットが利用可能になります。

戸建ての工事内容と流れ
戸建ての開通工事は、以下のような流れで進みます。
工事の具体的な手順
ステップ1:電柱からケーブルを引き込む
作業員が電柱に上り、最寄りの電柱から自宅の外壁まで光ファイバーケーブルを架設します。金具で外壁に固定したうえで、建物内部にケーブルを引き込みます。
ステップ2:宅内にケーブルを通す
既存の電話配管やエアコンのダクト穴を利用して、光ファイバーケーブルを室内に引き込みます。ケーブルは細いため、配管に余裕があれば問題なく通せます。
ステップ3:光コンセント・ONUの設置
室内に光コンセントを取り付け、ONUを接続します。ONUは通常、電話のモジュラージャック付近やテレビ端子の近くなど、既存の配線がある場所に設置されることが多いです。
ステップ4:接続テスト
作業員が光信号の通信テストを行い、問題なければ工事完了です。
戸建て工事の所要時間
戸建ての工事は一般的に1〜2時間程度で完了します。建物の構造や配管の状態によって前後することがありますが、半日以上かかることはほとんどありません。
戸建て工事のポイント
- 工事には立ち会いが必要(当日在宅が必須)
- 所要時間は1〜2時間程度
- 既存の配管を利用するため壁への穴あけはまれ
- ONUの設置場所は作業員と相談できる
マンション・集合住宅の工事内容と流れ
マンションの工事は、戸建てと比べてシンプルなケースが多いです。
マンションの配線方式
マンションでは、建物の共有スペース(MDF室)まで光ファイバーが引き込まれており、そこから各部屋までの配線方式によって工事内容が異なります。
- 光配線方式:共有スペースから各部屋まで光ファイバーで接続。最大1Gbpsに対応し、最も高速
- VDSL方式:共有スペースから各部屋までは電話線を利用。最大100Mbpsに制限される
- LAN配線方式:共有スペースから各部屋までLANケーブルで接続。最大100Mbps〜1Gbps
マンション工事の流れ
マンションの場合、宅内での作業は30分〜1時間程度で完了することが多いです。共有スペースから部屋までの配線はすでに整っていることが一般的なため、部屋に光コンセントとONUを設置し、接続テストを行うだけで終わります。
すでに前の入居者が光回線を利用していた場合は、設備がそのまま残っていることがあり、その場合は派遣工事が不要(無派遣工事)になることもあります。

申し込みから開通までの全体の流れ
光回線の申し込みから実際にインターネットが使えるようになるまでの流れを、ステップごとに説明します。
ステップ1:光回線サービスに申し込む
公式サイトや販売代理店から申し込みを行います。申し込み時に戸建て/マンション、希望の工事日などを入力します。
ステップ2:工事日の調整
申し込み後、回線事業者から工事日程の連絡が届きます。希望日が混雑している場合は調整が必要になることもあります。
ステップ3:開通工事の実施
工事当日は立ち会いが必要です。作業員が来訪し、前述の屋外工事・宅内工事を実施します。
ステップ4:機器の接続・設定
工事完了後、ONUにWi-Fiルーターを接続し、プロバイダの設定(ID・パスワードの入力)を行います。IPv6(IPoE)対応のサービスであれば、ルーターを接続するだけで自動的にインターネットにつながるケースも増えています。
開通までにかかる期間の目安
一般的には申し込みから2週間〜1ヶ月程度で開通します。ただし、3月〜4月の引っ越しシーズンは工事が混み合うため、1ヶ月以上かかることもあります。NURO光など独自回線は屋外・宅内の2回に分けて工事を行うため、2〜3ヶ月かかる場合もあるので注意しましょう。
工事までのインターネット対策
工事まで時間がかかる場合、ポケットWi-Fiの無料レンタルを提供している光回線サービスもあります。開通まで待てない方は、申し込み時に確認してみましょう。
工事費用の目安
光回線の開通工事費は、サービスや住居タイプによって異なりますが、おおむね以下が目安です。
- 戸建て:16,500円〜44,000円
- マンション:16,500円〜44,000円
- 無派遣工事(設備が残っている場合):2,200円〜3,300円
多くの光回線サービスでは工事費無料キャンペーンが実施されています。「完全無料」と「実質無料(分割割引)」の2種類がありますので、条件を確認したうえで申し込みましょう。
🐕 ナビ助のおすすめ!
工事当日の準備と注意点
事前に準備しておくこと
- ONUの設置場所を決めておく(電源コンセントの近く、Wi-Fiルーターを置きたい場所の近く)
- 家具の移動が必要な場合は事前に済ませておく
- マンションの場合は管理会社への事前連絡を済ませておく
工事当日の注意点
- 工事には立ち会いが必要(本人でなくても家族でも可)
- 所要時間は30分〜2時間程度を見込んでおく
- 賃貸の場合、壁への穴あけが必要になった際は大家さんの許可が必要

光回線の工事に関するよくある質問
賃貸でも工事はできる?
賃貸でも光回線の工事は可能ですが、事前に大家さんや管理会社の許可が必要です。退去時に原状回復が求められる場合もあるので、契約前に確認しておきましょう。
工事のキャンセルはできる?
工事前であればキャンセル可能です。初期契約解除制度(クーリングオフに相当)により、契約書面を受け取ってから8日以内であれば無条件で解約できます。
土日・祝日に工事はできる?
土日・祝日にも工事は可能ですが、追加料金(3,300円程度)がかかる場合があります。平日に時間が取れる方は、平日の工事がお得です。
まとめ
光回線の工事は、戸建てなら1〜2時間、マンションなら30分〜1時間程度で完了するのが一般的です。壁に穴を開けるケースはまれで、既存の配管やダクトを利用する場合がほとんどです。
申し込みから開通まで2週間〜1ヶ月程度かかるため、引っ越しや新規契約を予定している方は早めに申し込みをしておくのがおすすめです。繁忙期(3月〜4月)は特に混雑するため、余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
工事費は無料キャンペーンを活用すれば負担を大きく抑えられますので、各サービスの最新キャンペーン情報をチェックしてみてください。
参考リンク:
🐕 ナビ助のおすすめ!

